ABOUT

旅の最中は、身体が痛くてそれを平静を装うのに必死でよく理解できないまま通り過ぎた。目の当たりにした衝撃はそのままカプセルに詰めたように覚えている。それを取り出して言葉を与えようとしている。ここでは、過去の視点に立ち戻って書き出した文章を、現在の私が推敲して当時の感情を着地させていく、個人的な記録を披露したい。